時折ゆるい、だけどそれもまた江戸らしい【日光江戸村】

日光江戸村、というテーマパークが栃木県にあります。
名前の通り、「江戸時代」をメインに据えた、テーマパーク。
ひとたび中に入ればそこは時代劇で見たことのあるような世界。

私は一人旅が好きで、大体どんなところへでも一人で行くことができるのだけれど、こういったテーマパークに一人で来る客というのは、少ないものだ。

ところが驚いたことに、私が日光江戸村を訪れたこの日、一人で来た、それも女性の観光客が、私のほかに複数人いた。

しかもそのうちのひとりは、江戸村のグッズなどをカバンにいっぱいつけていて、どうやら、ここの絶大なファンのようだった。

ディズニーランドやUSJのような、魅力的なキャラクターがたくさんいるテーマパークなら、一人で何度も訪れる、という図式は簡単に想像できるけれど、ここのキャラクターといえばゆるくてやる気のないキャラクターのはしりである“にゃんまげ”くらいのもので、あとはほとんどすべて、生身の人間…それも、ちょんまげだったりのような…いわゆる、江戸時代の人たちばかり。

だから余計に、驚いてしまった。

ここ、日光江戸村の魅力といえば、ゆるいことだと思う。
立地が悪い…まず、田舎にある…ことも手伝って、どうしても平日は客数が少ない。
だからか、キャストたち一人一人がとてもフレンドリーだ。
それにたどたどしい“江戸言葉”で無茶ぶりを返したりして、会話を楽しむ。

やることのないキャストは、時折、勤務中だというのにぐうたらしていたりする。
だけどそれが悪いかといえば、決してそうは思わない。
だって、江戸時代って、そういう時代だったから。
これもまたリアルな江戸の姿らしくて楽しいと思った。

また、園内には実際に時代劇の撮影に使われたことのあるセットもあり、自由に見て回ることもできる。
セットの区域は、誰も人がいなくて、とてもしんとしている。
(対してほかのエリアは“町人”たちスタッフがいて、賑やかしい)
これもまた、とても魅力的で楽しい。

ほかにも史料の展示や、江戸時代に食べられていた軽い食事なども楽しめたりと、江戸時代をさまざまな方面から楽しめるテーマパークだと思う。

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